フロンティア観光株式会社

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由緒正しい日本の文化を旅館で身につける

李 博文旅館清龍 フロントスタッフ(2017年入社)

きっかけは飛騨が舞台のアニメ映画「君の名は。」

私の故郷は中国の大連です。数ある中国の都市群の中では大都市とは言えませんが、それでも人口は600万人以上の賑やかな港町です。大連も世界中から沢山の観光客が訪れますが、人口が少なく山国の飛騨高山とは対照的ですね。

中国の大学では日本語専攻でしたが、もっと日本について学びたいと考え、交換留学生として日本の大学へ編入しました。元々日本のアニメが大好きな私ですが、大学を卒業する頃に一世を風靡したアニメ映画「君の名は。」を観て強い衝撃と感動を受けました。静かで美しい景色のある飛騨高山で働いてみたいと考えるようになり、飛騨地方の就職先を探し始めました。

飛騨高山は静かな町だけではなく、世界的に有名な観光地として外国人観光客を積極的に誘致しています。市の中心部に位置する旅館清龍で働けば、私の言語能力もいかせるはず。そう決断して旅館清龍のフロントスタッフとして勤務することになりました。飛騨の人の暖かさや美しい景色は「君の名は。」のイメージそのものでした。

正しい日本語、正しい日本の礼儀を学びたい

数ある業種の中でも旅館業を選んだのには大きな理由があります。それは旅館業であれば「正しい日本語」と「正しい日本の礼儀」を学ぶことができるからです。日本で生活をし、それなりに時間が経てば、誰でも日本語が話せるようになり、日本文化に馴染むことができます。しかしながら“本物の”日本文化を学ぶということは、日本人であっても機会が無ければ難しいことではないでしょうか。故郷の家族や友人は、私が日本の飛騨高山の旅館で働いていることに誇りを持っています。

元々内向的な性格でしたが、日々経験を積むにつれて、責任感が強くなり円滑にコミュニケーションを取れるようになりました。特に中国圏からのお客様には、誰よりも率先して対応しています。

また仕事以外でも高山市が毎週開催する日本語講座にも参加してスキルアップを図っています。日本での友人を作るきっかけにもなり、充実した時間を過ごしています。

毎日共に過ごす家族のような同僚

まだまだ正しい日本語が話せなかったり、日本人との考え方が異なる点において苦労する面が多い毎日です。その上、新卒で社会人になったばかりなので、基本的な社会のルールも理解できていません。

そんな未熟な私を旅館清龍の先輩スタッフの方々は、時には優しく、時には厳しく、家族のようにサポートしてくださっています。何よりもここで働くことができる自分は本当に恵まれていると実感していますね。もちろんいつも受け身で言われるだけでなく、先輩方を観察して自主的に勉強しています。「石の上にも三年」という言葉の通り、つらいときこそ時間をかけて成長の糧にしたいと思っています。

スタッフ全員一緒に飛騨高山の魅力を伝えていきたいです。

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